群馬大学共同教育学部 附属教育実践センター
センター長 栗原 淳一
当センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和2年4月1日、学校教育臨床総合センターは、教育実践センターへと改称し大幅な改組をおこないました。地域の教育機関とさらに連携を深め、教師を目指す学生の実践的な教育から、現職教員の資質能力の向上、課題解決のサポートまでをトータルに支える中核施設として更なる発展を目指しています。
そのためにまず、学校現場での教育課題の解決に長年携わってきた実務家教員を新たに4名配置しました。その上で、「教職キャリア支援部門」を新設し、学部在学中から教職に就いたあとまで、継続的にキャリアを支援する仕組みづくりを行っています。
大学1年次から4年次まで一貫した「学部・学校現場往還型カリキュラム」は本学の大きな特色です。「教育実践開発部門」では、教育実習受入校や教育実習生に対するアンケート調査などの分析を通して本カリキュラムを日々更新しています。
最近は教育実習中の学生や初任期教員がメンタルヘルスについて悩みを抱えている場合も多いことから「教育臨床心理部門」ではその支援に重点を置いています。
「学部・附属連携推進室」には3つの委員会を設置しております。学部と附属学校園の共同研究を推進する「学部・附属学校共同研究推進委員会」、学部教員が附属学校園をフィールドとして研究を行う環境を整備する「教員養成FD活動推進委員会」、附属学校園の児童・生徒の支援を行う「子どもサポート活動推進委員会」です。学部・附属連携推進室の活動によって附属学校園との連携をさらに強めてまいります。
当センターでは紀要・年報等の出版物を発行すると共に、例年数々の講座を開催しています。改組を機に新しい事業も立ち上げました。そのひとつが教員としての順調なスタートを支援するためのプログラム「はばたきプロジェクト」です。教師として教壇に立つ直前の3月がスタートです。「最初の4月に求められる業務・教育活動」に関する研修にはじまり、教師としてスタートした後にも定期的に研修会や懇談会を開催します。新任教員がいつでも気軽に相談できる窓口の一つになることを目指しています。
また現職教員の課題解決をサポートするための研修制度もあります。私たちと一緒に地域の教育の充実について考えてみませんか。本ホームページより申し込むことができます。お気軽にお申し込みください。
その他にもフェイスブックを活用した道徳ブログや、メールマガジンを通してさまざまな情報発信を行っておりますのでこちらも是非ご登録ください。
これからも当センターの活動に関しまして、皆さまのご協力・ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。