教員研修リレー講座

2017年 現代的学校教育課題解決シリーズ<参加費無料>

学び合う仲間による教員研修リレー講座

近年の学校や教職員を取り巻く現状には厳しいものがあり,さまざまな課題に対する 早急な対応が求められています。これらの課題を「現代的学校教育課題」ととらえ,その解決に向けて,学びのネットワークづくりに賛同いただいた大学教員が,群馬大学を舞台に,それぞれの研究をもとにわかりやすく語りかけてくれます。

教職員の方,これから教員をめざす方,また学校教育に関心のある方など,さらに自分を学びの極みに導きたい方々のご参加をお待ちしております。

後援 群馬県教育委員会・上毛新聞社
会場 群馬大学教育学部附属学校教育臨床総合センター(B棟102)
日程 2017年5月〜11月の土曜日,10回 13時30分から15時まで
対象 幼稚園,小学校,中学校,高等学校,特別支援学校等に勤務する教職員や教員を志す学生,教育に関心のある方など
申し込み方法 当日参加も可能ですが,準備の都合上,事前にお申し込みいただければ 幸いです。
群馬大学教育学部附属学校教育臨床総合センター事務室にFAXかE−mailで,お申し込みください。
FAX:027-220-7381(直通)参加申込書ダウンロードword
E-mail:k-rinsyou@ml.gunma-u.ac.jp(担当:品川仁美)
※E-mailの場合は,件名「教員研修リレー講座申込」とし,氏名,所属,参加希望講座をお知らせください。
お問い合わせ ご不明な点等がありましたら,E-mailでお問い合わせください。
E-mail:kuroha46@gunma-u.ac.jp
(群馬大学教育学部附属学校教育臨床総合センター 教授 黒羽正見)

学び合う仲間による教員研修リレー講座 日程

講座日 担当/所属/専門分野 内容
第1回講座
5月13日
13:30〜15:00
(常葉大学)
堀井 啓幸 教授 教育経営
アクティブ・ラーニングを活かす教育環境
―教育空間と学習活動―
第2回講座
5月27日
13:30〜15:00
(群馬大学)
岩瀧 大樹 准教授 臨床心理学
学校教育相談に活かす認知行動療法のエッセンスT
―問題の理解とケースフォーミュレーションー
第3回講座
6月3日
13:30〜15:00
(金沢学院大学)
小林 淳一 准教授 学校教育学

子どもに伝える学習の意味

―知識活用法を学ぶ―

第4回講座
6月17日
13:30〜15:00
(東京学芸大学)
佐々木 幸寿 教授 教育行政学
実践ニーズに対応した学校法規の運用
―判例を使って学ぶー
第5回講座
7月1日
13:30〜15:00
(群馬大学)
吉田 浩之 准教授 生徒指導
いじめ対応に関する組織的取組の最新動向
第6回講座
7月15日
13:30〜15:00
(上越教育大学大学院)
松井 千鶴子 准教授 総合的な学習
教育課程と授業をつなぐカリキュラム・マネジメント
第7回講座
10月14日
13:30〜15:00
(群馬大学)
深谷 達史 講師 教育心理学
コンピテンシーを育む学習支援
―心理学の視点から―
第8回講座
10月21日
13:30〜15:00
(群馬大学)
霜田 浩信 准教授 障害児心理学
気持ちや行動が荒れやすい発達障害児へのサポート
第9回講座
11月11日
13:30〜15:00
(愛知教育大学)
野平 慎二 教授 教育哲学
これからの時代の子どもたちと創る道徳教育
第10回講座
11月25日
13:30〜15:00
(群馬大学)
黒羽 正見 教授 教師教育
道徳教育と教師
―道徳授業の難しさ―

2015年 現代的学校教育課題解決シリーズ

学び合う仲間による教員研修リレー講座

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[アクティブ・ラーニングによる学び]

平成27年の「現代的学校教育の課題解決シリーズ2015」の学び合う仲間による教員研修リレー講座が行われました。延べ参加人数は72名でした。今年度も教員一人ひとりの問題意識に支えられた、温かいつながりのある学び合いができました。多忙感を加速させる学校現場において、何とか仕事をやり繰りして、学校現場のリアリおティを惜しみなく提供していただいた先生方に、改めてお礼申し上げます。


各講座に参加した先生方の感想

  • 先生方の講義で、まさに今悩んでいる自分に勇気をいただきました。改めて、暗黙知の大切さを実感でき、意識化を図ることの重要性を認識しました。
  • 暗黙知について、教師の学級経営はまさに暗黙知で行っているなと感じました。その暗黙知を広げたり深めたりしていくためには、自己更新していく必要性を感じました。
  • 認知行動療法を不登校の事例で問題解決の取り組みをシュミレーションできて、分かりやすかった。自分の事例に活用できればと思います。
  • 「英語を教える」という考えも重要であるが、特に小学校では普通の教科教育に上乗せしていくという考えで、より外国語活動の可能性を広げていくことができると思います。
  • 最後の言葉「子どもの幸せって何だろうか」にとても共感しました。今年のテーマは「幸」で、子どもの幸せはもちろん自分の幸せ、周囲の人々の幸せを考えて、行動できるようにしていくことが目標です。一人一人の子どもに注意深く目を向けていきたい。
  • ジェンダー論との関係がずっと結びつかなかったが、ケアリングの意味でとてもよく分かった。学校教育ではこれから是非必要なことであると思った。とても印象深かった。
  • 化学と生物など理科につながっていた。VTRがとても興味を引くもので、自分の研究の考え方にも繋がっていて、奧が深いと感じた。
  • 今、改めてカウンセリングの理論を考察する。この貴重な学びに参加でき、エリックソンの研究について、今後さらに調べてみたい思いがこみ上げてきました。
  • 今回で3回目の参加でしたが、よい復習の機会でもあり、新たな気づきもあり、とても良い機会となりました。法規の研修はいつ聞いても充実した気持ちになれます。
  • 現場で日々子どもの授業のみを考えている一教員には、広い視野をもつ良い機会となりました。保護者との会話はできても、対話はできません。対話ができるようになるための方途の一つにコミュニティスクールがあるのですね。

リレー講座の成果

どの講座の感想からも、教師個々人が学び合い自己を冷静に認識・理解するための自己省察の営みが窺えました。今日の教師受難の時代を乗り越えるには、教員個々人が「今の言説」に惑わされないための「柔らかな眼(知)」を獲得することが不可欠です。今の学校教育に対する自身の問題意識を大切にして、一緒に学び合い、高め合いながら、私たちを取り巻く厳しい教育現実の状況を乗り越えていけたらいいですね。大学に足を運んで、共に学び合って高まりませんか。

写真[一人一人の問題意識を基底にした真剣なまなざし]
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[開かれた学びを促すコの字型]